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【英語初心者】willとbe going toの一番簡単な見分け方

英語を習っている方なら一度は悩んだことがあるかもしれません。

未来を表す単語「will」と「be going to~」。

様々な文法的解説がすでに様々なサイトでなされていますが、いまいちストンと理解できたものはありません。

今回、それを完璧に見分けられるポイントを発見したので、ちょっと考えをまとめてみました。

書いてること

ネイティブの解説動画で基本を勉強

そもそも私が、今回見分け方を発見したのはこの動画のおかげ。

まずは、動画の内容をさらいながら、基本的な違いを見てみましょう。

”going to“の方が「プランしてる感がある」

willgoing toを比べた時に、willは「ただ、食べる」というだけですが、going toは「そういうプランを立てていた」感があるということ。


参考:willとbe going toの違いってネイティブ的にどんな感じ??質問してみたら分かり易すぎた! – YouTube 

参考:willとbe going toの違いってネイティブ的にどんな感じ??質問してみたら分かり易すぎた! – YouTube 

I’m going to eat an ice cream.(アイスクリームを食べる予定です)

I will eat an ice cream.(アイスクリームを食べます)

しかし、どれくらい遠くの(また近くの)未来を表しているかは、この表現のチョイスには関係ないとのこと。


参考:willとbe going toの違いってネイティブ的にどんな感じ??質問してみたら分かり易すぎた! – YouTube 

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“will”は意思を表すんじゃないの?

学生時代(中学・高校)の英語では、willを「未来の意思」と習った方も多いと思います。

たしか「willにアクセントを置く」と意思があるニュアンスがあるそうですが、発音の強調がなくフラットな印象だと「意志の強さは感じない」ということでした。


参考:willとbe going toの違いってネイティブ的にどんな感じ??質問してみたら分かり易すぎた! – YouTube 

参考:willとbe going toの違いってネイティブ的にどんな感じ??質問してみたら分かり易すぎた! – YouTube 

“Will”はどんなイメージ?

例えば、旅行のプランを説明する時、going toでもwillをどちらを使っても、ほとんど違和感がないとのこと。
しいて言えば、willの方が「こういうものだから」感がある。

だから、「旅行代理店に決められた予定を説明する時」は、going to よりも、willの方がしっくりくるそうです。


参考:willとbe going toの違いってネイティブ的にどんな感じ??質問してみたら分かり易すぎた! – YouTube 

参考:willとbe going toの違いってネイティブ的にどんな感じ??質問してみたら分かり易すぎた! – YouTube 

“will”だと違和感があるシーンは?

ここまで見てきたように、willgoing toではほとんどニュアンスの違いがないそうです。

ただし動画内では「こういう場合は、willだとおかしい」というケースも紹介されていました。
また、過去を表現する時も、willではおかしいようです。


参考:willとbe going toの違いってネイティブ的にどんな感じ??質問してみたら分かり易すぎた! – YouTube 

参考:willとbe going toの違いってネイティブ的にどんな感じ??質問してみたら分かり易すぎた! – YouTube 

Willとgoing toの決定的違いは?

この動画では結局、ニュアンスとか細かいシーンの違いで「使われ方」を表現してましたが、個人的にはあまりしっくりきませんでした。ここからさらに私の中高レベルの英語脳を使って、深掘りをしてみます。

日本語訳や使用シーンで説明ではどうしても「未来の表現」ということで似たものだと思われがちですが、そもそも別のものじゃないのでしょうか。

元々厳密には別の事を表すものが、その意味合いによって結果的に「同じもの(=未来)を表す」ことが出来るようになったと考えられます。

私なりにwillgoing to のそれぞれについて、以下のように区別してみました。

willは未来のワンシーンを表す

まずwillから解説していきます。

willはその単語自信が「未来」を表すための言葉なので、そのまま未来を表現することができます。イメージとしては、将来のワンシーンを「こうなるだろう」「こうなるはずだ」という「予言・予測」に近いかもしれません。

将来のワンシーンを表現するので、例えば「現在から繋がった動作」を表すのには不適なのでしょう。日本語でも「私は今から水を飲むだろう」って言ったらおかしいですよね。
意思を表すのは、「willを強調すると意思表現できる」からだと思います。

例えば、日本語でも以下のような未来表現は意思を感じます。

海賊王に、俺はなる!(ワンピース・ルフィ)

私、シンを倒します。必ず倒します。(FFX・ユウナ)

2つのセリフとも、「なりたい」というより「こうなるはずだ」「こうしなきゃ」という意思を感じます。その未来が自分に約束されている、義務付けられている、そうならなければ、という強い意志を表した表現です。

そういう意味で、「will」を強調することで、その未来に必達しなければならないニュアンスが出て、その結果「意志」として受け取られているんだと思います。
また、未来を表す言葉なので、「現在や未来には使えない」ことになります。

以下の例文はwillを使った、「現在」のことを表現する言葉ですが、これは例外的な用法だと思います。

He will be home by now. He always gets home before 6 o’clock.

上記の例では、話者は「彼」の事を見ていない状態で、その姿や言動、事実を確認できるのは「未来」のことです。そのため、現在でもwillの用法が使えるのでしょう。

going toは変化を表す

going toを「未来」と考えず「変化」と考えてみると、明確な違いが分かります。

そもそもここでいう「go」は、物理的な「行く」ではなく、もっと概念的な「イク」です(日本語で言えば)。
つまり変わること、変化することを表す、と言ってよいかと思います。
まずココ大事です

例えば以下の文では、「I」が「drink」に向かって「go」している(going)と考えます。つまり、私が(心境として)(または行動として)、物を飲もうとしているという意味になります。

I’m going to drink this.

元々「be動詞」は、「その状態である」という意味を持ちます。

I am going to drink this.

(超直訳:私は、これを「飲む」という状態になりつつある)

疑問①「going to」は「プラン感がある」への答え

ここで面白いのは(というかややこしいのは)、この言葉が「心境の変化」も含むことです。心が向いている場合でも、going to が使えます。

「(今後のプランとして)~するつもりである」
「(現在の気持ちとしては)~したいと思っている」
※~が行動を表す

参考にした動画では「プラン感がある」と表現されていましたが、むしろ「プランしていること、気持ちがそのプランに向かっていること」を表すので、そのニュアンスの違いが出てくるのだと思われます。

一方、willでは将来のワンシーンを表現するだけなので、意思感・プラン感が出ないのだと考えられます。
動画の例でも旅行のプランの話が出てきますが、これはあくまで「与えられた」ものなので、「(本人の)意思・プラン感」とは別物なのでしょう。

疑問②「going to」が現在に近い近接未来を表せる答え

「どのくらい近い未来ならgoing toが使えるのか」と考えると、なかなか難しいですよね。
going to」は厳密には「未来を表している」わけではなく、今から未来にかけての行動を変化を表します。

I am going to drink this.

上記の文では「飲もうとしている(飲む状態に変化している)」ことを表すので、その結果、直近の未来まで表すことになります。

willとbe going toを比較してみた

「ドリンクを飲む」という動作を使って、「未来」「過去」「近い未来」のそれぞれのシーンを、「will」「be going to」で表すとどうなるのか、その違いを図化してみました。

まずご存知の通り、「will」では未来の「ドリンクを飲むだろう」「ドリンクを飲む予定だ」しか表すことができません。
一方、「be going to」では、未来の「ドリンクを飲むだろう(飲むつもりだ)」、過去の「ドリンクを飲むつもりだった」、現在(近接未来)の「ドリンクを飲む(飲もうと思う)」の全てを表すことができます。

それぞれの時制ごとにもっと深掘りしてみます。

過去の場合は「will」は使えない

過去の場合、その表現に「will」は使えません。これはwillが元々「未来を表す」言葉だからだと考えられます。
過去のことを表現するときに「彼は『ドリンクを飲むだろう』と言ってた(He said, I‘ll drink.)のような表現ならば可能ですが、それでは「飲むつもりだった」という表現にはできません。

一方「be going to」を用いて「I was going to drink.」とすると、可能です。
過去の私は「ドリンクを飲む」ことに心が向いていた、ということなので、表現が可能なんですね。

現在から繋がる近接未来でも「will」は使えない

過去と同様、近接未来(現在のシーンから繋がる未来)を「現在の一部」と考えると、未来のことを表す「will」を使うことができません。

今まさに飲もうとしている時、それは現在のシーンなので、その瞬間から「未来」であったとしても、willは使えないのだと思います。

be going to」の場合は「今、飲もうと心が動いている(=飲むつもり)」という意味合いになるため、近接未来でも「going to」を使った表現が可能です。

未来のシーンを表す場合「will」で表現できる

既に触れたように、完全に未来のシーンを表す場合は「will」を使った表現が可能になります。同様に「going to」を使用することができます。

しかし厳密には、以下の違いが出てきます。

will → (ドリンクを飲むシーンを思い浮かべ)ドリンクを飲むつもりだ、ドリンクを飲むだろう

going to → (未来の行動予定として)ドリンクを飲むつもりだ、ドリンクを飲むだろう

will」では未来のシーンをイメージして「~するつもりだ」と表現するのに対して、「going to」では現在の気持ちとして、未来の「~するつもり」を表現しているんですね。

まとめ「will」と「be going to」の違いはコレだ!

私の中学高校レベルの英語脳で、willgoing toの違いを見てきました。

誤解を恐れず言えば、willとgoing toの違いは以下の通りです。

  • will … 未来の一場面を想定して「~するつもり」。気持ちは割と関係ない。
  • going to … 未来の予定として「~するつもり」。しかも現時点での気持ち。

ここまで極端に区別すると、going toって実は「未来の表現」ではなく「未来に関する現在の気持ち」とした方が良いかもしれないですね。
じゃあ将来の気持ちの予測になると、will+going toになるのかな??
(さらにややこしくなる💦)

私の中ではかなりスッキリしましたが、説明が不十分ですよね、はい私もそう思います。

willgoing toの違いについて、用法について、ご意見ご感想賛成反対、ぜひコメントにてお寄せください!

なお、冒頭で紹介した動画は日ごろから私が勉強させて頂いているYoutuberさんです。

Kevin’s English Room / 掛山ケビ志郎

数々存在する英会話系Youtuberさんの中で
「悩みながら、答えを探していく」
というスタイルがとても新鮮で、その切り口・視点がとても勉強になります。

気になった方はぜひチャンネル登録してみてくださいね!

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