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日本地図の覚え方

日本地図、というか都道府県名ですね、小学校の時分に苦労した人も多いかと思います。

タイムリーな話で、息子(新・小学4年生)がコロナ禍の間、日本地図を覚えよとの指令があり、それを手伝った時の覚書です。

暗記モノは五感をフル活用して覚える!

日本地図を覚えるのに、どうやって覚えるのが一番効率的なんでしょう?
息子くんからこの話を聞いて「さてどうアドバイスしたものか」と、ちょっと考えてみました。

まず、オーソドックスなことを言うのであれば

暗記モノは五感をフル活用して覚える!

というのが鉄則だと思います。

五感と言えば「視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚」です。
日本地図の暗記にどう暗記に適用するかというと

  • 視覚:目で見て覚える。視覚的要素に訴える。
  • 聴覚:声で聴いて覚える。自分でしゃべって覚える。
  • 触覚:肌感覚で覚える。地名や地図を書いて覚える。
  • 味覚:現地に行って、その場所の味覚で覚える。
  • 嗅覚:現地に行って、その土地の匂いで覚える。

味覚・嗅覚はさすがに小学生に課すのは難しいですが。。
もしその子が、いろんな所に行った経験がある子だったら、その記憶をベースに覚えることも出来るでしょうね。

脳にインプットするには、極力多くの情報量を使った方がよいのは間違いないため、この路線をベースに検討をする事にしました。

私は子供のころにどうやって覚えてたか

検討している間にふと思ったのですが、

私自身はどのようにして日本地図を覚えたのか。

これが分かれば、アドバイスする側としても実体験をもとにしゃべれるので、とてもやりやすいですよね。
そう思って何とか思い出そうとしたのですが、、、

全く思い出せない;

中年の域に差し掛かってくると、さすがに小学生の頃のこういった記憶はなかなか思い出せないですよね。。

社会の教科書に付録的についてた「日本地図を見てた」ことは、かすかに記憶にあります。
私は、日本地図に限らず、地図を見るのが好きだったんです。

ただ、なぜ日本地図に興味を持っていたのか、
そして興味を持ってた割に、なぜ細かい地名を覚えていないのか。

全く思い出せませんでした。

すっぱりと諦めて、オリジナルで勉強法を考えてみることにしました。

五感で覚える「地図書き勉強法」を考えてみた。

五感で覚えるといっても、前述の通り嗅覚・味覚は使えそうもありません。
また、視覚だけ、聴覚だけ、触覚だけ、では面白みもないので除外です。

視覚・聴覚・触覚の三感を使うことで情報量を増やし、かつ覚えるための仕掛けが出来ないかと考えました。

そこで思いついたのが

「楽しむこと」
「考えること」

の2つ!

「楽しむこと」は文字通り、子供が面白がってやってくれるかどうか、ということ!

好きこそものの上手なれ

ということわざがありますが、これは本当に真理だと思います。
いつも、子供のことを指して使われることが多いように感じますが、これは大人でも、もちろん仕事にでも、十分に当てはまることだと思います。
大人だって、仕事であっても、やっぱり嫌なことはやりたく無し、やらないから上手にならないんです。

っということで、楽しめる要素を踏まえることにしました。

「考えること」も、これも文字通りですね。情報に受動的に触れるのか、それとも、積極的に触れたり創意工夫をしていくかで、結果は大いに変わるはずです。

また、考えることは、脳神経を活性化させるために非常に有効だと言われています。
脳が活発に動けば、それだけ、記憶に残りやすいとも言えます。
ただ地名を眺めるだけ、ただ地名を書き写すだけと比べて、飛躍的に暗記効率が良いはず!

では、小学4年生に、どのように仕向けると「楽しみながら、考えながら」取り組んでくれるか。
具体的なプラン作りに進んでいきます。

やる気を出させたり、重い腰を上げさせるためのメンタル的な下準備は割愛します(記事テーマとも違いますし)。

手書きで日本地図を書いてみる

私が考えた日本地図勉強法とは、名付けて「地図書き勉強法」!
(そのまま(笑))

ただ見るだけ、ただ書くだけではどうしても思考が止まり勝ちな印象がありました。
では、どうするのか。

都道府県の位置や、日本列島の形をイメージさせながら、地図を書かせる

と良いのでは!?

日本地図は都道府県を群として覚える必要があるので、正確な名前(文字)や形状よりも、漠然とした全体像やそれぞれの位置関係を覚えるのが先決だと考えました。

自分で位置を検討しながら書き足すことで、頭を常に使いますし、ペンを走らせることで体に覚えさせることもできます。
また、テキストをイメージ化させることで、右脳も左脳も使えそう!

やり方はこうです。

  1. 日本地図がどういうものか、だいたいのイメージを持ってもらうため、白地図をまずは見てもらう。
  2. それぞれの地域の位置関係、形状的情報を「テキストデータ」にまとめる。
  3. 本人に音読をさせながら、その言葉の指示に沿った地図を書かせる。

さて、概要が固まりました。
では続いて実行に移すために、準備を行っていきます!

地図書き勉強法に必要なもの

地図書き勉強法に必要なのは以下の通りです。

  • 白地図(全体像を把握するため、あえて白地図)
  • 地域の位置関係を記した「指示書」
  • ペンとノート(自前のものでOK)

日本地図の白地図

ざっくりとした手書きでもよいと思いますが、父の技術力を見せたくてイラレ素材を準備。

以下のサイトを使わせていただきました。

ベクターデータ日本地図の白地図イラスト素材 | イラスト無料・かわいいテンプレート

私は白地図をベースに色付けしましたが、色分けあり、地名ありもあるので、好みに合わせてご利用いただけると思います。→日本地図 | 全てのイラストが無料・かわいいテンプレート

なお、個人・法人問わず利用OKです!こんなに気の利いた素材が無料で使えるなんて(感謝

ちなみに、出来上がりの地図がコチラ

自作の日本地図。家庭用プリンターでA4×4(A2サイズ)でプリントアウト。

地図書き勉強法の台本

地図を書くための指示書は、完全にオリジナルで書きました。。

「日本地図の覚え方」でいろんなサイトを参考にしてみましたが、結局はオリジナルで全都道府県分各羽目に。。
位置関係の表現は、以下のサイトをもっとも参考にさせて頂いています。

日本地図を4つのポイントで簡単暗記! 47都道府県の地方別暗記法| Start Point

非常に覚えやすく、明快な説明がとても参考になりました!
(しかし、息子くんの理解度を考えるとまだまだ難しそうでした;)

一応完成品を、掲載しておきます。
ぜひご自由にご覧ください。

日本地図の地図書き勉強法

地図書き勉強法の台本で気を付けたこと

台本作りをするうえで、何個か気を付けたことがあるので参考までに残しておきます。

  • 日本列島や都道府県の形を極力イメージしやすい形に
  • 位置関係は極力単純に、地図を見れば理解できる程度に
  • 地図で見たときに判別できる特徴を残す
  • 子供が興味がありそうな情報を付け加える

日本列島や都道府県の形を極力イメージしやすい形に

日本列島を竜に見立て、頭(北海道)、首(東北地方)、胸(関東地方)、胴体・背骨(中部地方)、おしり(近畿地方)、しっぽ(中国地方)、足(四国)、おひれ(九州)と、擬人化をイメージした表記に。

ちなみに、伊豆半島・房総半島が前脚(=手・腕)など、ちょうどいい位置にあるんですよね!

地域の特徴も

  • 九州は「9」の字に似てる
  • 四国地方はゲームコントローラーっぽい
  • 近畿地方は恐竜の横顔(大阪が口、淡路島が牙、琵琶湖が目。ガブティラ見たいな)

など、子供でもイメージしやすい形を心掛けました。

位置関係は極力単純に、地図を見れば理解できる程度に

東西南北を「上下左右」と書いたり、○○県の右に○○県、と単純な位置関係にしていきました。
こうすると相当あいまいな位置関係になっていくのですが、その分本人が自由に配置できること(正確さよりも創意工夫)を優先した感じです。

実際に不正確な地図が出来上がったとしても、その後の振り返りを行うことで、正しい位置が定着することを期待しています。

地図で見たときに判別できる特徴を残す

似通った位置関係にあるものは、いざ地図を埋めるときに判断ができる要素を残しています。
例えば

  • 島根・鳥取という並びで「しまねっとり」
  • オノのような半島が「下北半島」
  • ゴツゴツした海岸の「岩手県」

などなど。
急増だったので、もうちょっと作りこみができたかな、とも反省中です。

子供が興味がありそうな情報を付け加える

地図の暗記なんて子供にとってはしょせん勉強。やっぱり基本は「やりたくない」はずです。
そこで、少しでも興味を持って覚えてもらえるような情報も書き添えました。

  • 広島では「戦艦大和」を作ってた、大きな港がある(実際には広島湾がへこんで見える)
  • 福井県は恐竜が有名
  • 秋田県の男鹿半島はナマハゲが有名!

などなど。

以上で準備は万端、いざ、実践!

地図書き勉強法をやってみた!

息子くんのコロナ禍休業中の課題として、さっそく実施してもらいました!
息子くんが全都道府県を制覇できた場合、ご褒美として翌日のテレビゲームのプレイ時間が無制限になることも付け加えておきます。

スタート前は、意外と好感触

息子くんの「自慢したい欲求」が勝ってるのか、新しい勉強法を持ち掛けると

「うん、やる!やる!」
の即答。

しめしめ、ですよ(笑)

前述の台本をご覧いただくとお分かりだと思いますが、全4ページにわたる壮大なストーリーになってしまっています(汗
途中での集中力切れの対策として、私(父)も同席して、一緒に絵をかいてみることに。

勉強中は、集中力との闘い

息子くんに台本を読んでもらい、台本の指示通りにノートに地形を書いていきます。
九州出身なので、スタートは九州から。
四国、中国、近畿、、、と西から東へと書き進めます。

勉強中に気を付けたことは「集中力をいかに切らせないか」ということ。

子供は、つまらなくなった、興味がなくなったとたん、やる気が下がってしまいます。
また、「上手くいかなくなった」時も、どうように手が止まってしまうもの。

つまり、失敗させてはいけないし、かといって手を出し過ぎてもいけません。
この点では、私が横に座って「一緒にやる」というのが、功を奏した気がします。

横で「こんな感じだよ」と見せてあげることで、ちょうどよい距離感でリードしてあげられた感があります。

夕方から着手して、夕食を挟んで、おおよそ1時間半。
指示書を元に、何とか一枚の地図を書き上げることに成功しました。

息子くん作の「地図書き勉強法」日本地図
私作成の「地図書き勉強法」日本地図

白地図を使って振り返り

地図を書き上げたら、さっそくそのまま振り返りをします。
っというのも、この勉強法では「わざと不正確になるように仕向けている」ので、それを正す必要があります。

また、勉強中の試行錯誤、その思考内容が、実際のモノ(この場合は正確な日本地図)とリンクしなければ、生きた知識として熟成されません。

カンニングOKの小テスト実施

先の壁掛け白地図を使って、指差しした都道府県の名前を息子くんに答えてもらえます。
もちろん、たった今の経験を定着させるため、あえて「手書きの日本地図」で調べて回答してもらいます。

結果は、メモを使って、正答率60%程度。。
正直そんなに定着していないな、という感じだったのですが、、、、。

驚きなのは、息子くんの地図、地名は「一文字目」しか書いてないんです。
神奈川だったら「か」、秋田だったら「あ」という感じに。。

それでも、間違えながらも地名が出てくるのは、正直驚き、ですね。
まさかここまで定着しているとは思いませんでした。

ちなみに、準備した白地図には漢字の都道府県名は記載していますが、学習法の前はほとんど「読めない」状態でした。

その他に試したい勉強法

日本地図の「地図書き勉強法」はを実施して、速報的にその所感をまとめていますが、実は追加で行ってみたい勉強法も計画中です。

白地図で「地図書き勉強法」

地図書き勉強法では、完全にフリーハンドで地図を書いていきますが、白地図を準備することで「選択式」にします。
実際に学校で問題として出される場合は必ず地図があるでしょうし、また、地図書き勉強法で曖昧だった位置関係を、知識として定着させる必要があります。

定着させるには、勉強のコスト(というか、息子くん本人のめんどくささ)を軽減しないと、おそらくは挫折してしまうと思います。

そこで、白地図に地名や特徴を書き込むような反復練習を行ってみたいと思います。

父子でクイズ合戦

地図書き勉強法で使用した台本は、その一行一行がその都道府県の説明なので「クイズ」の問題として転用できます。
無作為に選んだ問題をお互いに出し合い、正答率を競うようなゲームをすると、前向きな意識で取り組めそうです。

Googleマップで全国旅行

コロナ禍の影響もあり、また経済的にも、日本のどこかに出かける、というのはなかなかしづらいものです。
では、Googleマップではどうでしょう?っというのがこのアイデア。

Googleマップの「地形マップ」機能を使えば、3D表現で、地図では感じられない「高さ」まで感じることができます。

例えば、

  • 鹿児島市内から見た、桜島の距離感、存在感。
  • 京都の盆地間や大阪方面への街の広がり。
  • 琵琶湖のデカさ。

などは、本来なら「行ってみないと」分からない感覚だと思います。
むしろ、Googleマップなら俯瞰なので、なおさら距離感の把握がしやすいかもしれません。。

Google ストリートビューを使うのも、楽しそうですよね!

  • 厳島神社・社殿の神秘感
  • 鳥取砂丘の砂漠感
  • 北海道の気が遠くなるほど長い直線道路

など、その土地の雰囲気、性格、くらし感を知ることができれば、地図への理解に深みが出てくるはずです。

日本地図でダーツの旅も面白いかも(笑)

まとめ

今回は、息子くんの日本地図勉強法を考えてみる、という回でした。
何事においてもそうですが、いざ動いたからわかること、感じることがありますね。

今回の一番の収穫は、息子くんの前向きさ、でした。

いつもおちゃらけて冗談しか言わない息子くんですが、今日の勉強法のメモ帳を枕元に敷いて寝るという熱心さ。
(あれ、寝てる間に覚えてるっていうジンクスを試してる??)

息子くんたちの勉強はまだこれから十何年も続くので、折に触れ、新しい勉強法を検討してみたいと思います。

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